予防接種 | AHCDYC

インフルエンザ・肺炎球菌ワクチンなど各種予防接種

予防接種とは、感染症に対する抵抗力、すなわち免疫をつくるためにワクチンを接種することをいいます。特にインフルエンザワクチンについては、重症化を未然に防ぐために糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方や、ご高齢の方にも積極的な接種が必要です。さらにご高齢の方は、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを両方接種することで、肺炎など呼吸器感染症のリスクを減らすと考えられています。

当院は、札幌市指定の予防接種実施医療機関です。お子様から成人の任意接種および、ご高齢の方の定期接種にまで、幅広くインフルエンザの予防接種と肺炎球菌ワクチンに対応しております。

また小児の定期接種である二種混合：ジフテリア・破傷風の予防接種も行っております。

予防接種には、定期予防接種とそれ以外の任意予防接種があります。■定期予防接種は、予防接種法にもとづき市町村が実施するもので、対象となる疾病にかかりやすい時期を考慮して接種対象者が決められています。対象者の接種費用は原則助成があります。■任意予防接種は、接種者や保護者の判断により行うものです。接種費用は自己負担となります。

□■ 定期予防接種 ■□

■ 高齢者インフルエンザワクチン

1400円（1シーズン1回のみ助成あり）

予約必要（およそ10月初旬から1月下旬まで、なくなり次第終了）。札幌市委託事業。65歳以上の方、もしくは60～64歳の方で心臓・腎臓・呼吸器などに一定の障害がある方（障害等級1級またはそれに準じる方）が対象となります。

■ 高齢者23価肺炎球菌ワクチン（ニューモバックス）

4400円（1回のみ助成あり、5年ほど有効）

予約必要、年中予約可能、1回。札幌市委託事業。年度中に65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・または100歳以上になる方、もしくは60～64歳の方で心臓・腎臓・呼吸器などに一定の障害がある方（障害等級1級またはそれに準じる方）が対象となります。

＊過去の平成26年10月1日以前に1回以上、高齢者肺炎球菌ワクチン（23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン）を接種したことがある方は、接種後5年以上経過していたとしても、定期接種については対象外となります。ただし過去に13価肺炎球菌結合型ワクチン（プレベナー）を接種した方は助成の対象になります。

■ 二種混合ワクチン

無料（1回のみ助成あり）

予約必要。札幌市委託事業。11歳以上13歳未満の小児対象。

□■ 任意予防接種 ■□

■ インフルエンザワクチン

1回目税込4000円、2回目税込2000円（当院1回目接種者のみ）

予約必要（およそ10月初旬から12月下旬まで、なくなり次第終了）。1シーズン中学生以上は基本1回接種、小学生までは2回接種が推奨されています。12月に入りますと在庫が不足し入荷困難となるので、早めの接種が望ましいです。

■ 23価肺炎球菌ワクチン（ニューモバックス）

税込9000円（5年ほど有効）

予約必要、年中予約可能。18才以上で札幌市委託事業に該当しない方が対象です。

＊ 65歳以上の方は、肺炎が重症化しやすく、特に肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンの併用による呼吸器感染症予防が期待されています。

■ 帯状疱疹ワクチン（シングリックス）

税込21000円（2回接種）

予約必要、年中予約可能。50才以上の方が対象です。

■ A型肝炎ワクチン（エイムゲン）

税込8000円（3回接種）

予約必要、年中予約可能。18才以上の方が対象です。

■ B型肝炎ワクチン（ビームゲン）

税込6000円（3回接種）