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苦痛の少ない 炭酸ガス送気システムによる「鼻からの」胃カメラ

 

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、食べ物の通り道である「食道」から「胃」、そして小腸の入り口である「十二指腸」までの消化管を観察し、胃炎や逆流性食道炎などの炎症や潰瘍、そしてポリープ・がんなどの腫瘍をみつけることができます。胃の調子が悪い、胸やけやゲップがよくならないなどの症状がある方(→「胃と食道」のフォーバッド)は気軽にご相談下さい。

 

通常の胃カメラは口から行いますが、当院では、高解像度でかつ視野が大変広い鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡)を設備しております。直径が6mm弱ですので、カメラの先端の面積が通常の経口内視鏡の約1/3と大変細いため、鼻炎などの影響で口から行っても「おえっとなりにくい」といえます。さらに炭酸ガス送気システムによって、空気の約100倍吸収が早いとされる炭酸ガスを使用することにより、検査中・検査後の膨満感を減らし、苦痛の少ない内視鏡検査を目指しています。

 

当院では経験豊富な消化器病・消化器内視鏡・胃腸科専門医が丁寧に検査・説明を致しますので、どうぞ安心してご相談下さい。また当院では検査中にご覧いただけるようにモニタを設置しております。希望される方は、検査中リアルタイムで画面を見ながら施行医師の丁寧な説明をきくことができます。

 

胃カメラは原則予約検査となっております。気軽にご相談下さい。

学会認定専門医による胃と食道についての丁寧な診察〜ピロリ菌・胸やけについてのご相談〜

  • 食道疾患について経験豊富な食道科認定医による、逆流性食道炎・バレット食道を含む胃食道逆流症(GERD)の診断と治療、食道ポリープ・食道がんなど食道腫瘍の診断が可能です。喉(のど)の違和感や咳(慢性咳嗽)についても関連がある場合がございますのでご相談下さい。胸焼け・呑酸の症状がある方やお酒を飲むと顔が赤くなる方、さらに喫煙習慣や熱い飲み物を好む方は、食道の病気があるかもしれませんので(→「胃と食道」のフォーバッド)、心配な方はご相談ください。

 

  • またピロリ菌診断・治療に関しては、北海道大学消化器内科にて経験を積んだヘリコバクター・ピロリ感染症認定医が、慢性胃炎・胃十二指腸潰瘍・胃ポリープの診断と治療、胃がんなど胃腫瘍の診断を行います。日本人は慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因となるピロリ菌の感染率が高いため、その診断と治療後の定期的な検査がとても大切と言われています。気兼ねなくご相談ください。

  • さらに胃腸の専門家である消化器病・胃腸科専門医が、機能性ディスペプシア・便秘症などの診断と治療を行います。安心してご相談下さい。

  • そのほか、腹部超音波検査、大腸がん検診(便潜血)も行なっておりますので、気軽にご相談ください。

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